見る、伝える、実行する

━ 接客の壺 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/12/04号 ━

            経営者編 Vol.257

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┗■ 接客の壺 気づきのエッセイ   2014/10/10更新
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 いろいろな角度からSekkyaku(接客)について綴ったエッセイ。
 接客のヒントとして、ご活用ください。

 気づきのエッセイに『社内接客(経営者/幹部)』カテゴリーを追加

 ● 清掃スタッフの会話  ~ 接客者について ~ ●

 詳しくはコチラ
http://www.monitayu.co.jp/tsubo/essay/4staff/13_hospital-kaiwa.htm


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■見る、伝える、実行する
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 こんにちは。筒木です。

 前回、元小松製作所代表、現在相談役特別顧問である坂根正弘氏の
 日本経済新聞で連載された「私の履歴書」から紹介致しました。

 今回は、東洋経済新報社から出版されている『言葉力が人を動かす』
 から、坂根正弘氏の言葉をご紹介します。

 この本には、ご紹介したいいくつかのポイントがありますが「コマ
 ツの問題の本質は、ものづくりではなかった」という小タイトルか
 ら取り上げてみます。

 90年代にコマツの収益性が落ち始めたころ、
 「日本のものづくりは、海外より製造コストが高いため競争力を失
 った」という意見が、社内外で主流を占めるようになったとありま
 す。

 日本では人件費が高く、海外へとものづくりが移っていく、移って
 いこうとした時でもあるでしょう。

 
 本によると、
 
 コマツの復活は、
 「海外製品に負けない、価格競争力のある商品をつくる」
 「ものづくりをさらに極める」
 「海外に工場を移転しよう」
 といった方向にあると思われていたようです。

 ですが、坂根氏は、
 「コマツの問題の本質は、固定費にある」
 と断言されました。
 そこで、固定費を下げるために、さまざまな対策を行ったということ
 が書かれています。

 「海外製品に負けない、価格競争力のある商品をつくる」という点と
 「固定費削減」とでは、取り組む内容が全く異なります。

 本によると、
 この改革に取り組んできたことを振り返ると、3つのことを守ってき
 たことが、コマツのV字回復につながったとあります。
 本から抜粋すると、

 ……
 会社の問題点や進むべき進路を「よく見て」、社員や関係者に「言葉
 で伝え」、それを「実行」しなければ、いくら口でうまいことを言っ
 てもうまくいかなかったはずだ。
 ……
 とあります。

 また、もう1つ大事なことがあると、文章が続きます。抜粋すると、

 ……
 それは、「改革にあたっては全体最適を貫く」という信念だ。つまり
 危機に際しては、全体にとって最もふさわしいと思う方法をとるしか
 ない。全体を見通せていなかったり、あるいは見えていても目の前の
 問題だけにとらわれて「部分最適」になっていては、決して改革がう
 まくいかない。
 ……
 とあります。

 何が問題かの本質を掴み(よく見て)、それを周囲の人にわかりやす
 く伝え(言葉で伝え)、その実行方法は、全体最適を貫く(実行)と
 いう点が重要だということが、この本から読み取れます。

 これを、自社に置き換えてみるとどうでしょうか。
 何が問題なのかよく見る。問題は多岐にあれど、どの軸で考えるかで、
 次の言動が異なっていきます。
 問題の軸がしっかりと見えたら、それをわかりやすい言葉で、社員や
 関係者に伝える。そして実行する時には、全体最適を貫く。

 坂根氏が、難しい問題をわかりやすくして、周囲に伝えていった様子
 が伺えます。

 では次回お会いしましょう。
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【2014/12/05 10:10】 | メルマガバックナンバー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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